1.NTT ISDN回線でのエリアプラス提供開始。(1998年)
NTTは6月16日よりINSエリアプラスを開始。これは、隣接・20Km地区の通話でも
350円の付加料金を支払うことにより、最低通話料金と同じにするというもの。
隣接20Kmエリアへの通話が多い人は得ですね。
適用は、 A.通話モード。
B.デジタル通信モード(64Kbit/s)。
昼間・夜間 8:00〜23:00 3分 10円。
深夜 23:00〜8:00 4分 10円。
となります。
この料金体系は、通常の隣接・20Km料金の半額です。隣接エリアに長い時間通話
されることが多い人にはかなりお得でしょう。
基本料金が350円ですので一ヶ月に例えば連続通話ですと昼間・夜間105分、深夜
140分を越える通話を行う人、昼間・夜間1分30秒を越える通話、深夜2分を越える通
話を350回以上掛ける場合にとんとんの収支になり、それ以上通話する場合には、お
得になります。
*これはそれぞれのケースにより異なりますので、ご自分でよーくお考えになってご
加入下さい。(結果的に損をしても私は責任はとれません)
INSテレチョイス、INSテレホーダイのいづれか一つと同時に契約することができます。
受付は、0120−494933まで。
2.NTTパーソナル,アステル,DDI-P,NTTのナンバーディスプレイ
に対応。
加入電話(アナログ回線)からの番号通知が5月1日よりされるようになりました。これで携帯電話
PHS,ISDN回線,加入電話(アナログ回線)との互いの番号通知が可能になりました。
(一部携帯電話,地域系電話,国際電話を除く)
NTTパーソナル、DDI−Pは特番184、186に対応、ダイヤル前に184をダイヤルしてか
ら通話先電話番号をダイヤルすると相手方に自分の電話番号を不通知、186をダイヤルしてから通
話先電話番号をダイヤル相手方に自分の電話番号を通知します。
アステルは現時点では、184,186には対応しておらず,対応が望まれます。
#これは1998.10月に対応されて改善。これで3社すべて対応済みになりました。
3.アステルグループ完全ローミング完了。
これでアステルのPHSは全国どこに持ち歩いても、アステルのサービスエリア内であれば完全に
発信が可能になりました。
4.DDI−P、アステル新料金体系を発表。
多彩な料金プランが発表。自分に合ったプランを選択できます。
5.東京電話(TT−NET)ISDN回線でのサービス提供を無期限延期!!!。
この秋にはISDN回線向けでサービス提供が予定されていたのですが、NTT側との接続料金交渉
が不調に終わり。無期限延期となりました。
加入電話(アナログ回線)ではNTTへの支払が3分間6.19円なのが、ISDN回線ではNTT
側の主張する方法で算定するとなんと3分間25.59円!!ここでもNTTの儲け主義が発覚!!
街角にあるNTTのISDN公衆電話の費用は、3分間40.97円かかっているとのこと。
どうもNTTの算出基準が????です。その割にNTTは過去最大の莫大な利益を得ているとの
発表もあり????です。いったいどうなっているのでしょうね。
(ISDNでの通話・通信料金が昼間
3分10円で提供というのは、実はNTTでは赤字なのか???
決して赤字では提供しないと思うのですが....将来ISDN回線の通話料・通信料が値上げされ
るのかな???)
TT−NET側では3月エンドにMPT(郵政省)に意見書を提出していたが、意見の吸い上げはな
かった模様。
ISDN設備にお金がかかることは理解できるが、ちょっと儲けすぎでは、こういったこともありI
SDN回線を使用している、PHSの大赤字の原因の一部なっていることを、MPTやNTTは実感
すべき。もともと国民の財産をただ同然で民営化という方法で手にいれたことを忘れてはならないだ
ろう。
とはいえ、NTTも赤字で経営困難となっては困るでしょうけど。
早くなんとかしてしてほしいですね。
#先日TT−NETより、無料貸与のアダプターの返却の依頼書が到着しました。いよいよ今秋からのサ
ービス開始ができなくなったようです。
6.NTT−DoCoMoが、加入電話、ISDN回線からの通話料を値下げ。
PHSネタではないのですが、加入電話等から携帯電話に発信した場合は、携帯電話事業者に関わり
なく一定でしたが、NTT−DoCoMoへの発信に限り、他の事業者よりも安くなりました。
(6月1日より)
もっと少し安くして欲しいとは思いますが、通話料の値下げに向けた第一歩ですね。
#NTTの交換機のバージョンアップが完了したためにこのようなことも可能になりました。